古書目録からの受注
お客さんというのは個人の方だけではなく、古本屋を相手にしているのは、効率図書館であるとか、大学の図書館、博物館や美術館など、様々な取引先があり、全て数えたら大変な事になり、同業者も古書目録から買取もしますので、顧客の1つと考えられます。
考えてみたら、名簿がなくても発送する先は無限にあると言うことでして、顧客名簿を集めるために時間はたいした掛かることはなく、私は考えでは300人にだそうと考えており、その名簿が整備されたので、古書目録を作成する準備に取り掛かったのですが、できるだけ多くのお客さんに自家製目録を発行することを知らせたかったので、目玉広告として日本古書通信に出すことにし、その目録の名前も大切なので一生懸命に考えました。
広告に載せるのであれば、細かくテキストを並べるのではなく、簡潔に趣旨を大きく載せる事が大切でして、小さな広告ではありましたが、予想以上に見てくれる人がいるもので、翌日からというと、電話やハガキが来るようになり、自分でも驚くような反響があって戸惑っているくらいなのですが、当局の神田などの古書店のような立派な古書目録であれば、500円の値段を付けても購入してくれると思いますが、手作りで粗末な目録ではあるので、無料で配布して、申し込み用の返送ハガキ代も請求できるようなものではありません。
本買取サイトアプレックではバーコードの無い年代の古い本も積極的に買取していますhttp://www.apprec.com/
お客さんと繋がる古書目録
売ると言うだけが古書目録ではなく、読んでもらうということが大切であると感じているのですが、そこまで行き着くための道のりは大変なものでして、例えば、写真図録まで掲載しようとすると、印刷所に依頼して刷ってもらうようになり、そうなると小冊子であったとしても印刷製本として費用が高くついてしまうので、見積りを取ることすらできず、手作りで作成することにしたわけですが、費用もほとんど掛かりませんので最高です。
当時の私は、自分で書いた詩集を簡単に行えるように、孔版印刷機の小型機を購入しており、自動車が1台ぐらい変えてしまう価格ですから大変でしたが、せっかく高いお金を払って買ったものですから、全自動の機械を使用して目録を出しました。
まだパソコンが普及していない時代でして、ワープロが全盛期の頃でしたので、ワープロで下隠を作成して、熱紙を使うワープロで第一号となる原稿を作成したのです。
今ではワープロを持っている人の方が少ないくらいで、パソコンがあればワープロと同じ機能を使用することができるので、不必要なものになっているのです。
あれから15年間続けてきまして、1冊に2000冊分の古本を載せているので、これまでに20万冊ほどの古書をデータにしてきたことになったのですが、未だに手作りで目録を作成しているのですが、逆に手作り感が信頼感を生み、それはお客さんとの対話をするためのものだと考えて、手作りではありますが、毎回丁寧に作成させてもらっています。
これからの古本屋はどうなっていくのか、不安に感じている人もいると思いますが、目録や本の買取、そして販売、お客さんとの繋がり、人と人との繋がりを持てる古本屋が好きであれば、儲けは少ないですが、満足のできる人生が歩めるのではないかと考えます。